上杉分庁舎6Fの会議室には仙台市の奥山副市長、子供未来局長をはじめとし、少子化問題に詳しい議会の皆さん、せんだい保育室の保護者の皆さん、それにせんだい保育室連絡会のメンバーが集り、保護者の安藤さんがずっしりと重い署名用紙(14087名分)と、保護者の思いをつづった文33名分を副市長に手渡しました。
席上、保護者の方たちは保育料の給料に占める割合が大きいこと、子育て世代が安心して働くことのできる環境をととのえてほしいなどと訴え、議員の方たちからも保育という視点からみれば、こどもはみんな平等、多子軽減制度の適用を望むという意見がだされました。
これに対し奥山副市長は、保護者が忙しい中多数の署名を集めた努力に敬意をあらわし、保護者の生の声を聴く機会を与えられたことをよろこばしく思う旨を話されました。
ご自分の子育て経験から共感する部分が多々あったこと、今はまだせんだい保育室をよりよい制度にする途上にあるということ、保護者の経済的負担の軽減を考えてはいるが、その一方で全面的に要求を認めていくことのむずかしさへの理解を求めました。
署名運動は終わったものの、結果のでるのはまだ先です。保護者の皆さんの生の声を聞き、この署名の重さを感じて、行政に反映する度量を仙台市に望みたいと思います。最後に署名運動に参加して下さった皆様に心から感謝申し上げます。
せんだい保育室連絡会事務局 伊藤
ラベル: 連絡会からのお知らせ