せんだい保育室連絡会からのお知らせ

2007/09/18

今、署名活動中!

この春、多子軽減制度が改訂されました。その結果、保育料の高い、低い年齢の子の保育料が安くなることになりました。でもそれは認可保育所どまり!

私たちせんだい保育室は除外されてしまいました(せんだい保育室は、保育料の安い、上の子が安い!)。兄弟で預けている保護者にとっては本当に残念な話です。ぜひ、せんだい保育室にもこの制度を該当させてほしい、という思いで今、署名活動をしている最中です。署名を頼まれた方、どうぞご協力下さい。

それと共に、せんだい保育室にこどもを通わせている保護者が自分たちの思いを市の担当者に届けようとしています。その文を掲載します。

----------------------------------------------------

仙台市長 梅原 克彦様

14年振りに出産をし、2年前より「せんだい保育室」で4歳児がお世話になっております。

上の子は産休明けより無認可保育園で6ヶ月お世話になり、その後認可保育園で就学までを過ごしました。私自身もはじめての子育てに若さもあり、園長先生をはじめ担任の先生のみならずいろいろな先生方に声をかけていただきました。時には励まされたりしたことを覚えております。そんな雰囲気が大好きでもありました。

下の子は、主人の転勤・親の介護が重なり、職を離れての出産を選択いたしました。上の子は大学生です。親の介護が一段落して、仕事復帰をすぐ考えました。もちろん経済的理由からです。仕事はすぐに決まりましたが、保育園がなかなか決められなかったのです。仕事は何でもいいから働こうと考えられましたが、保育園はそうは行きません。お散歩、外遊びがいっぱいできて、雰囲気がよくて・・・・経験から要望が多かったのかもしれませんが。やっと見つけたのが現在お世話になっている保育園です。

昔ながらの遊び、食へのこだわり、そして“自然に触れ、自然を感じて、思い切りからだを動かすことによって心身ともに健康なこどもに育って欲しい”これが園の思いのようです。外遊び・お散歩、いっぱいしてくれます。

昨年の春より父母の会の代表をしておりますが、父兄同士が各々の状況を考えながら協力しあえるつながりもすぐに出来ました。
お迎えに行くと園児たちが集まってきて一緒に遊んだりします。先生たちは今日の出来事や子どもの成長のこと・この頃感じていることを和やかに話してくれます。園に要望があれば遠慮なく話します。時々甘えて愚痴を聞いてもらったりと。

今春、同じ歳のお友達が4人認可保育園・幼稚園へと移りました。はじめは3歳までと決めていたので保育園の申し込みが始ったときに随分悩みましたが、先生にお願いをして就学までお世話になることにしました。
幼稚園は家庭の状況から無理でしたが、認可保育園の申し込みをしなかったのは、子供の性格を考えると大きい集団での保育に戸惑ったことが一番の理由です。数件見学し認可保育園の定員の多さに驚きました。待機児童の現状を考えると納得できましたが、今の世に合わないのではないでしょうか?
保育料未納問題やある認可保育園ではアンケートの回収率15%という話を聞きました。まさしく園長先生をはじめ担任の先生のみならずいろいろな先生方が父兄と日常的に会話が出来るそんな雰囲気が必要なのです。

認可保育園とせんだい保育室の違いは何でしょうか?
助成制度の適用に不平等を感じております。決算報告をみても園の経営状況はとても厳しいはず、園長・先生たちの明るさにひたすら感謝してしまいます。

そして新多子軽減制度・所得割制度の適用の仕方にも不平等を感じます。経済的な理由から小さな子どもを抱えながら働かざるをえない現代、認可園だけではなく適用範囲を広げて欲しいと強く希望いたします。

平成19年8月24日 おひさま原っぱ保育園保護者

ラベル: