せんだい保育室連絡会からのお知らせ

2007/10/16

保護者の声 その3

仙台市長 梅原 克彦様

せんだい保育室にも「多子軽減制度」適応を!!

私は現在育児休暇中で、11月より職場復帰を予定しています。今は4歳の次男がせんだい保育室にお世話になっています。復帰後は8ヶ月の長女も預かっていただく予定です。

今の保育園は、小規模ならではの家庭的雰囲気に満ち、様々な面で臨機応変に肌理細やかな対応をしていただいているので、とても感謝しています。子供も毎日楽しく通園しています。また、せんだい保育室に認定されてからは、保育料金の軽減もあり大変助かっています。

数ヶ月前、保育園から「今年度より多子軽減制度が認可園に適応される」という報告がありました。仮に、今お世話になっているせんだい保育室にも適応されるならば我が家の場合、月に1万3000円保育料金が安くなります。

私は近くに頼れる実家もなく、子どもの病気などで欠勤せざるを得ないことが今までも度々ありました。パート勤務なので欠勤した分はもちろん収入がなく、毎月の給与にも波があります。ただでさえ、月の給与に占める保育料金の負担は大きいものです。このような現状にあっての、月1万3000円という金額はとても重みのある金額です。

昨年、保育料金のことも含め認可園入所について、問い合わせをしました。しかし出産予定の子供の申し込みはできないとのことでした。また、仙台市の場合、途中入所は困難という現実もあります。

今回のことを通じて、せんだい保育室は私たちのような事情やその他、何らかの理由で認可園に受け入れられなかった人達の受け皿にもなっているのだな…と改めて実感しました。このようにせんだい保育室が、仙台市の保育園事情を少しでも緩和するためにできたすばらしい制度であるならば、可能な限り認可園と条件を同等にしていただくことはできないものでしょうか?

実際、子育てをしながら働くことは精神的にも肉体的にも大変なことです。しかし、親にとって『子供はかけがえのない宝』です。仕事も続けながら、子供を複数人持ちたいと願う女性は多いと思います。「少子化」と言われる今の時代にあって、それは大きな社会貢献にもなるのではないでしょうか?

このように、子育てをしながら働く私達のために、そしてこれから仕事と子育てを両立したいと考えている女性のために、保育環境の整備、経済的負担の軽減を切に願うばかりです。
どうか今回認可園で適応された「多子軽減制度」をせんだい保育室にも適応してくださいますように宜しくお願い致します。

平成19年8月28日  宮城野区 にこにこハウス保護者

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