せんだい保育室連絡会からのお知らせ

2004/11/17

【共同保育所ちろりん村】 親子遠足に行きました

ちろりん村では、遠足組のお友達(3~5歳)は年に1度親子で遠足に行きます。今年は10月30日。毎年、水族館だったり、湖畔公園だったりと色々なところへ行ってきましたが、去年からは芋煮会をしています。
去年の泉ヶ岳もよかったけれど、今年は普段子どもたちがお散歩で歩いている道をお父さん、お母さんにも知ってもらおうと、水の森公園を歩いて水の森キャンプ場まで行きました。

ちろりん村を10時に出発し、水の森を散策しながら約1時間歩いて、キャンプ場に到着。先発隊で芋煮を作っていてくれたお父さんと保育者に迎えられ子どもたちはさっそく小川や広場で遊び始めました。しばらくすると「できたよー!」の声が。大小様々などんぶりにアツアツの芋煮をわけてもらって「いただきま~す」。
お腹がいっぱいになると大人はマッタリしたいところですが子どもたちは許してくれません。お父さん、お母さんを連れて小川に行ったり戻ってきたり。手にはそれぞれ何か入れ物を持っています。中には体長2cm程のザリガニがちょろちょろ。子どもたちは「エビ、エビ!」と喜んで見せています。中にはヒルのようなものを捕まえ、ザリガニだと思い込んでいる3歳児もおりました。そのうちに5歳児や小学生が立派なはさみの親(?)ザリガニを捕まえましたが、ビニール袋に入れれば破られ、発泡スチロールのどんぶりに入れれば軽々と逃げられ、の大騒ぎ。結局豆腐のパックにきつきつに詰め込んで、ようやく自分たちの物にすることができたのでした。(でも、おうちに連れて行っても飼う事は難しいので帰りには逃がしてあげました。)
その後おやつを食べ、帰りは行きよりも少し遠回りだけど歩きやすい道を選んでやはり1時間程でちろりん村に帰ってきました。

当日は朝に小雨が降っていて、保育所内での芋煮も考えましたが、せっかくの親子遠足だし、出発する頃には雨も止んだし、絶対大丈夫!うん、きっと大丈夫!?… 多分、…ね。…。とちょっとの不安を抱えての出発でした。
でもみんないつもいい子にしてるもんね?食べ始めた頃にちょっと頭にポツリと当たるものがあったけど、気のせい、気のせい。お天気ではなかったけど降られなくてラッキー、の遠足でした。

お父さん、お母さんの感想としては、歩き慣れている子どもがお母さんが歩けるか心配して始終「大丈夫?気をつけて」と声を掛け面倒を見てくれて感動した、横道を指し「こっちに行くと○○があるよ」など道案内をしてくれてたくましく感じた、お友達と遊ぶ子どもの様子が見られたなど、子どもの違う一面が見られたりしてよかったようです。
来年はどんな親子遠足になるかは分かりませんが、今年同様にケガなく、楽しいものになるといいな、と思います。

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