せんだい保育室連絡会からのお知らせ

2007/03/06

【おひさま原っぱ保育園】2月のある日のできごと

H19 2/27 晴れ

今日は「共同保育所ちろりん村」さんと「おひさま原っぱ保育園」合同の人形劇鑑賞の日。前日から楽しみで仕方のなかった子どもたち。
でも、当日は体調がすぐれなかったり、お家の都合でお休みする子どももいて、静かに過ごした朝だった。

10時にちろりんさんたちが到着することがわかると、いつもはお散歩の準備に10分はかかるのに、3分で完了してしまう。ちろりんさんたちが到着するまで、Y先生と「11ぴきのねこごっこ」をして、大笑いで緊張をほぐす子どもたち、ちょうど物語が終わったところでちろりんさんたちが到着した。

3歳児は昨年秋にお邪魔したことがあるので、久しぶりの再会に「久し振り」「前に一緒に遊んだことあるよね!」などと声をかけてもらい、すぐうちとけた。Hがちろりんさんのお兄さんに肩をたたいて話しかけたり、Jのジャンパーと色ちがいのお友だちがいて驚いたりしながら、和やかなムードで会場の集会所へと向かった。

会場に入る前に舞台の方へは行かないように一度声を掛けると、きちんと後ろの方に全員座った。3歳児はちろりんさんたちと混ざり、K1も臆せず真ん中に座る。K2とJは緊張のおももちでそれぞれ保育士のひざに座り、P、Rも2人で保育士のひざにちょこんとすわり、静かに鑑賞していた。

演目は ・テーブル人形劇「3びきのくま」
    ・パネルシアター歌を混じえて
       ぞうさん うさぎうさぎ うさぎとかめ
       おはなが笑った チュウリップ ぶんぶんぶん など
    ・人形劇「てぶくろ」

子どもたちとのかけあいや間の取り方もテンポもよく、あっというまに物語の中に入り込んで楽しんでいる子どもたち。「3びきのくま」で、女の子がスープを食べようとしたりすると、「ダメだよ ~ 」と声をかけたり、いすを壊すと「あ~あ!」と非難の嵐。

てぶくろでは、動物たちが寒い寒いと登場すると、「あっち!あっち!」と教え、人数が増えていくと心配して「たぶんもう入れないよ!」と声をかけたり。50分くらいの長い時間、あきることなく最後まで楽しんでいた。
最後には、お人形さんたちと握手もさせてもらい、笑顔で終わることができた。

0~2歳児は園に戻り、ちろりんさんたちと3歳児は一緒に会場でお弁当を食べ、それから川沿いを公園までお散歩に出かけた。ものすごいいきおいで全員かけ出すものの、食事をしたばかりでお腹の痛くなる子どもが続々。「やっぱり歩いて行く」と自分でペース配分しながら歩いていた。

公園に着くと、大きいお兄さんお姉さんに触発されて、いつもよりダイナミックに遊び出す。岩の多いガケ登りや、枯れた枝を取り出して相手に当たらないように上手にチャンバラしたり、丸まった銀紙を見つけて野球をしたり、冬眠中のカタツムリを探して見つけたりと、楽しくて仕方がない。

S1は眠くて何が何だかわからなくなり、大泣きして一足先に戻り、S2は一緒にいたくて頑張っていたが、疲れきってベンチに横になってしまったので、M先生と戻った。Mはトイレに行きたいのに楽しさのほうが勝ってしまい我慢して遊んでいた。
お天気も良く、時々心地良い風に吹かれながら13時半までじっくり遊ぶことができた。

まだまだ名残惜しかったが、「また絶対会おうね!」「小学生になるまえに今度はそっちが来て!」などと話し合っている姿がとてもほほえましかった。
緊張、興奮、そして楽しさがいっぱいの大満足の1日となった。

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